2020-10-25から1日間の記事一覧

ゴッホという画家

原田マハの『たゆたえども沈まず』を読んでゴッホに興味を持ち、高階秀爾の『ゴッホの眼』を読んだ。高階秀爾の著作はどれも分かりやすいだけでなく文章としても読み応えのあるものだが、本作も例に違わない傑作だった。 ゴッホについては、自画像を描くに当…

戦国人にとっての美術

東京国立博物館で開催されている特別展「桃山ー天下人の100年」に行ってきた。戦国時代から江戸時代初期にかけての美術品を一堂に集めた展覧会で、図屏風や茶器、甲冑や日本刀などあらゆる一級品が取り揃っており、非常に満足のいく企画だった。雑感を下に書…